燃えるみたいな夕焼けは 
本当のところ 泣いていたのかもしれない

離れたかったわけじゃなくて
傷つけたくも 傷つきたくてもなくて
それでもこうなってしまったことに
悪意もなにもないよ

告げるべき言葉を 音にする必要もなく
空気に混ざり 染み渡るから

また なんて言えなかった
確信だけが 僕らを貫く